月別 アーカイブ

HOME > Visse's Blog > エッセイ > 防御性攻撃行動について~ヴィッセのテキストから~

Visse's Blog

< 現在における家庭犬のしつけとは?~ヴィッセのテキストから~  |  一覧へ戻る  |  愛犬に攻撃行動が起きた時の対処①~ヴィッセのテキストから~ >

防御性攻撃行動について~ヴィッセのテキストから~

防御性攻撃行動は、縄張り性攻撃行動とも呼ばれています。その縄張りは、通常「家」や「庭」
または、「車の中」であったりしますが、お散歩などで他の犬や、人に対して吠えている場合は、
飼い主が縄張りの対象となります。一般的に言う無駄吠えです。  
 
これらの縄張りに近づこうとする人や犬に、威嚇して吠えたり、咬んだりして攻撃的に
家族や自分を守ろうとすることが、防御性攻撃行動の大きな特徴です。
 
また、不安や恐れに基づいた攻撃性として、ブラッシングで身体を触ろうとしたり、

首輪やハーネスを付けようとする時に、飼い主に対して唸ったり、更には咬みついたりして

自分を守ろうとする不安性攻撃行動もよく見られます。

これらの行為が顕著な犬に共通していることは、生まれつき怖がりで警戒心が極度に強い犬です。
この問題行動の背景には、常に「不安」や「恐怖」「過去のトラウマ」などが存在し、
オス、メスともに3ヶ月齢~1才過ぎに出現することが認められています。 

 
防御性攻撃行動が発達すると考えられる要因
  
遺伝的要因   ☑現在の環境的要因  社会化不足  犬の性質 散歩不足
 □飼い主の犬への接し方    ☑飼い主のリーダーシップ不足  □飼い主の行動と性格 
問題に対する飼い主の不適切な対処  □飼い主のしつけに対する意識不足 
 
改善に必要とされる期間
 
・3ヶ月~6ヶ月(飼い主の生活環境の改善による)
  
改善の為にやらなければならないこと
 
(1)散歩が足りていない場合、1日2回(最低30分)の散歩と十分な運動を与え、
   ストレスとエネルギーを発散させることで、「心」と「体」 のバランスを整え心身ともに満足させる。
 
(2)「日常生活で行う3つのこと」を毎日実践する。


カテゴリ:

< 現在における家庭犬のしつけとは?~ヴィッセのテキストから~  |  一覧へ戻る  |  愛犬に攻撃行動が起きた時の対処①~ヴィッセのテキストから~ >

同じカテゴリの記事

愛犬に攻撃行動が起きた時の対処①~ヴィッセのテキストから~

愛犬に攻撃行動が起きた場合、まず行う順番は以下の通りです。

1.咬まれる状況を徹底してつくらない
2.
行動欲求を満たし、生活環境を見直す
3.
日常生活で行う3つのことを実践する

1.の「その状況をつくらない」は、「服を着せようとすると咬んでくる」とか、「お尻を拭こうとすると咬んでくる」など、今後、絶対に服を着せなければいけない、散歩の後、絶対にお尻を拭かなければならない、ということはないので、まず、服を着せるのをやめる、お尻を拭かない、咬む要因となるオモチャを与えないなど、犬が攻撃行動を起こしやすい状況を徹底して排除します。


これは、今後二度と洋服を着せないとか、お尻を拭かないという意味ではなく、攻撃する経験をさせないと言う意味で行います。犬が攻撃する行動を頻繁に行っていると、学習の連続になり常態化してしまうのです。また、飼い主は攻撃を繰り返されることで、愛犬に対する恐怖心が更に増してしまいます。そうなってしまうと、今後のレッスンが余計に難しくなるので、攻撃行動を起こす状況を、絶対に作り出さないという考え方です。

反対に犬と喧嘩慣れしている訓練士たちは、犬が噛んでくる状況をあえて作り出し、戦って服従させることで解決しようとします。この方法が間違っているということではなく、同じことを飼い主が行うのは非常に難しいということです。もし、飼い主が決着をつけられなかった場合は、問題が更に悪化してしまいます。

次に2.の「行動欲求を満たす」を行います。お散歩は必ず1日2回行き、できれば公園でロングリードをつけて走らせて下さい。また、お散歩中は、好き勝手に歩かせないようにします。とくに匂いを嗅がせるときは、好き勝手に嗅がせず、必ず許可を与えて嗅がせて下さい。日常生活の色々な場面で許可を与えて行動させることで「お伺い」をたてさせるようにします。

そして、攻撃行動が収まっている間に、3.の日常生活で行う3つのことを毎日実践して下さい。
最終的なゴールは、犬の我慢と従属性を引き出し、愛犬ときちんとコミュニケーションが取れるようになることと、「ダメ」がきちんとわかる犬に育てていくことです。


現在における家庭犬のしつけとは?~ヴィッセのテキストから~

現在の家庭犬のしつけの方法は、警察犬の訓練が基盤となっています。
訓練は服従訓練と呼ばれ、命令に忠実に従わせ絶対的な主従関係を築くことが特徴です。
 
訓練は、常に緊張感の中で行われ、指示の出し方も「座れぇ!」「待てぇ!」と
厳しく言わなければなりません。また、この訓練で必ず言われることが、
 
・玄関を出るときは飼い主が先   ・飼い主より先に歩かせない
・食事は飼い主が先で犬は後      ・犬と一緒に寝てはいけない
 
などですが、これらのことは、家庭犬のしつけとは何も関係がありません
そもそも、この服従訓練の目的とは、使役犬になるためのものです。
使役犬とは、警察犬や盲導犬など、人のために働く犬のことです。
 
使役犬である限り、上司と部下という一線を引いた主従関係が必要になります。
しかし、人のために働くことのない無職の家庭犬との暮らしには、
訓練も主従関係も必要ありません。
 
家庭犬は、毎日遊ぶことが仕事です。家庭犬の一生は、毎日が夏休みなのです。
 
使役犬として、忠実に従わせるための訓練
家庭犬として、共に暮らすためのしつけは、まったく別なものです。
 
共に暮らすためのしつけとは、人に飛びつかないとか、台所に入ってはいけないとか、
他の犬と上手に挨拶ができるとか、日常生活でのルールを教えることです。
そのルールを教える上で、最も大事なしつけが禁止のしつけです。
 
禁止のしつけとは、やってはいけないことです。例えば、家で無駄吠えをしたり
散歩中に他の犬に吠えかかったり、オシッコをどこでも勝手にして周りに迷惑をかけていたら、
どんなにお座りや待てなどが上手にできても、意味がないと思います。

そして、この禁止のしつけ方が、あるトレーナーは「無視する」、またあるトレーナーは、
「叱る」というふうに、それぞれのトレーナーによって、対処の仕方が違うのが現状です。
その禁止のしつけでは、以下のことが良く行われます。
 
・マズルをつかんで叱る    ・犬を仰向けにして叱る  ・叩く 
・音の出る缶を投げ驚かす   ・リードを強く引っ張り首にショックを与える

など、これらの対処法は、犬を「家畜」として扱うことを前提としたしつけの方法です。
ここで言う家畜とは、犬を人間より下に見て、犬の気持ちや心を尊重しないということです。
犬の気持ちや心を尊重しないということは、永遠に犬の気持ちがわからないということです。

よくテレビや映画の中に登場する犬たちは、飼い主にとても忠実で擬人化されて描かれています。

そんなイメージが強いせいか、多くの方が「犬は人間のようにものを考えることができる」と思い、

「ダメ!」「○○しない!」と叱って、犬に反省を求めるしつけを行ってしまいます。
 
しかし、「何が悪かったのか?」の理由づけと、反省ができない犬をいくら叱っても、
一時的にやめるだけで、善悪の概念がない犬は、悪い行動をどう改めればよいかはわかりません。
したがって、同じことに対していつまでも叱り続ける結果にしかなりません。

また、しつけの本やネット、または人から聞いた情報などで、犬をしつけようとしても上手く
いきません。なぜならそれらの情報は、あなたの犬に向けて書かれたものではないからです。
 
さらに、犬の性格や飼い主の性格、そして、各家庭の犬に与える生活環境もそれぞれ異なるので、

よその家で上手く行った方法が、自分の犬にもうまく行くとは限らないのです。
 
人と犬は、文化も習慣も、そして、コミュニケーションの手段も違います。
現在における家庭犬のしつけとは、犬をしつけようとする前に、飼い主が正しい知識を学ぶことです。
 
そうして初めて、しつけに対する適切なアプローチと、問題への的確な対処が出来るようになるのです。
子供のしつけにも犬のしつけにも、近道はありません。そして、犬のしつけは、飼い主次第です! 

 


横浜市の犬のしつけ教室/今すぐやめよう~従来のしつけ方~

従来のしつけ方~主従関係を築くことが前提~                                    

・犬と一緒に寝てはいけない。
・ご飯は人間が先で犬は後。
・散歩は決まった時間に行かない。
・玄関を出る時は飼い主が先
・犬を飼い主より先に歩かせない。
・犬をソファーに乗せない。
・オモチャで引っ張りっこをして負けてはいけない。
・前足を飼い主に掛けさせてはいけない。


>これらの事項を守らないと犬がリーダーになると、いまだに唱えている人達がいますが、
上記のことをいくら頑張って実践しても犬がリーダーになることはありませんし、
あなたがリーダーになれる保証もありません。なぜなら、あなたがリーダーとしてふさわしいかどうかは、
犬(部下)が決めることだからです。あなたがリーダーとして犬から信頼を得られるには、
もっと違った努力をしなければならないのです。

 
 ■教え方の特徴~体罰を与えるしつけ方が中心~

・チョーク首輪でリードを強く引いて首にシ ョックを与える。
・犬が吠えたら缶を投げて驚かす。(訓練所ではバケツでした)
・マズルをつかんで叱る。
・甘噛みをしたら口の中に手を入れて叱る。
・何かいけないことをしたら仰向けにして叱る。

 
>これらの対処法は、犬を「家畜」として扱うしつけ方です。虐待と言ってもいいでしょう。
いくら体罰を与えても犬は何も学習しませんし、豊かな心を育むことはできません。
愛犬を「家族の一員」と考えている方は、絶対に行わないで下さい。

 
その他、間違った情報

・甘噛みを許していると本気咬みになる。☞ 絶対になりません。本気咬みは別の問題です。
・マウンティングを許すと犬がリーダーになる。☞ なる訳がない。
・出かける時は黙って出て行く。☞ 余計不安になります。     
・犬を名前で叱ってはいけない ☞ 全然大丈夫です。多頭飼いの場合は、どうするのでしょうか?

横浜市の犬のしつけレッスン/家庭犬のしつけとは?~しつけと訓練の違い~

現在の家庭犬のしつけの方法は、オヤツを使う使わないなど、

形や技術的な違いはありますが、犬に何かをさせる訓練が基盤となっています。
訓練は服従訓練と呼ばれ、命令に忠実に従わせ絶対的な主従関係を築くことが特徴です。

 

訓練には、常に緊張感と集中力が求められ、指示の出し方も「座れぇ!」「待てぇ!」と
厳しく言わなければなりません。また、この訓練で必ず言われることが、
 
「玄関を出るときは飼い主が先」 「飼い主より先に歩かせない」   
「食事は飼い主が先で犬は後」 「犬と一緒に寝てはいけない」
 
などですが、これらのことは、家庭犬のしつけとは何も関係がありません

そもそも、この服従訓練の目的とは、使役犬になるためのものです。
使役犬とは、警察犬や盲導犬など、人のために働く犬のことです。
 
使役犬である限り、上司と部下という一線を引いた主従関係が必要になります。
しかし、人のために働くことのない無職の家庭犬との暮らしには、訓練も主従関係も必要ありません
 
家庭犬は、毎日遊ぶことが仕事です。家庭犬の一生は、毎日が夏休みなのです。
 
使役犬として、命令に従わせるための訓練と、
家庭犬として、共に暮らすためのしつけは、まったく別なものです。
 
共に暮らすためのしつけとは、人に飛びつかないとか、台所に入ってはいけないとか、
他の犬と上手に挨拶ができるとか、日常生活でのルールを教えることです。
そのルールを教える上で、最も大事なしつけが禁止のしつけです。
 
禁止のしつけとは、やってはいけないことです。例えば、家で無駄吠えをしたり、
散歩中に他の犬に吠えかかったり、オシッコをどこでも勝手にして周りに迷惑をかけていたら、
どんなにお座りや待てなどが上手にできても意味がないと思います。

そして、この禁止のしつけ方が、あるトレーナーは「無視する」、またあるトレーナーは、
「叱る」というふうに、それぞれのトレーナーによって、対処の仕方が違うのが現状です。
その禁止のしつけでは、以下のことが良く行われます。
 
・マズルをつかんで叱る   ・犬を仰向けにして叱る  ・叩く 
・音の出る缶を投げ驚かす  ・リードを強く引っ張り首にショックを与える

などですが、これらの対処法は、犬を「家畜」として扱うことを前提としたしつけの方法です。
ここで言う家畜とは、犬を人間より下に見て、犬の気持ちや心を尊重しないということです。

よくテレビや映画の中に登場する犬たちは、飼い主にとても忠実で擬人化されて描かれています。
そんなイメージが強いせいか、多くの方が「犬は人間のようにものを考えることができる」と思い、
「ダメ!」「○○しない!」と叱って、犬に反省を求めるしつけを行ってしまいます。
 
しかし、「何が悪かったのか?」の理由づけと、反省ができない犬をいくら叱っても、
一時的にやめるだけで、善悪の概念がない犬は、悪い行動をどう改めればよいかはわかりません。
したがって、同じことに対していつまでも叱り続ける結果にしかなりません。

また、しつけの本やネット、または人から聞いた情報などで、犬をしつけようとしても上手く
いきません。なぜならそれらの情報は、あなたの犬に向けて書かれたものではないからです。
 
さらに、犬の性格や飼い主の性格、そして、各家庭の犬に与える生活環境もそれぞれ異なるので、
よその家で上手く行った方法が、自分の犬にもうまく行くとは限らないのです。
 
人と犬は、文化も習慣も、そして、コミュニケーションの手段も違います。そんな人と犬が

一緒に暮らすわけですから、犬をしつけようとする前に、飼い主が正しい知識を学ぶことです。

 
そうして初めて、しつけに対する適切なアプローチと、問題への的確な対処が出来るように
なるのです。子供のしつけにも犬のしつけにも、近道はありません。
そして、犬のしつけは、飼い主次第です!

 


横浜市の犬のしつけ教室/犬のしつけは飼い主次第~ヴィッセのテキストから~

犬のしつけは何のために行うのでしょうか?「訓練所に預けたけど、帰ったら元に戻った」 
「本を何冊も読んだけど、上手くいかなかった」 「しつけ教室に通ったが、トレーナーの言うことは
聞くけど、私のいうことは聞かない」」など、こういう話をよく耳にします。

何故こういうことが起きるのかというと、☝の方々に共通していることは、「何のためにしつけをするのか?」
という目的(ゴール)がないまま、しつけやトレーニングを行っているからだと思います。
 
別なことで例えれば、「英会話教室に通ったけど全然喋れるようにならなかった」と言われる方も、
そこに目的や必要性がないからです。しつけの目的は、それぞれの飼い主によって違うと思います。
「自分が不安だから」 「周りに迷惑をかけないため」 「快適に暮らす為」など・・・。
 
そして、その答えは、貴方自身が自分で考えて出さなければならない答えなのです。
他人に聞いても答えられない問題なのです。なぜなら愛犬と暮らしているのはあなたであり、
あなたの生活も犬も、他の方とは全く違うからです。

僕も日中、犬を預かってレッスンをするので、「犬を預けると先生のいうことは聞いても、
飼い主のいうことは聞かないのではないでしょうか?」という質問はよく受けます。
以前、ご夫婦で問題行動のカウンセリングを受けられた奥様から、同じ質問を受けました。

すると、傍にいたご主人がすかさず、「もしそうなったら、俺たちが駄目だってことだよ」と、
奥様に言ってくれたのです。僕は思わずご主人に拍手をしてしまいました。 
 
しつけ教室は「基礎」を学ぶところです。私がどんなに犬をトレーニングしても、飼い主が
トレーナーから学んだことを、日常生活という「応用」の場で「実践」できなければどうにもなりません

そして、自分が愛犬になったつもりで、「自分の生きがいは何だろう?」ということも考えてみて下さい。
「ご飯を食べること」 「散歩に行くこと」 「ボールを追いかけること」 「友達に会うこと」

なんだか禅問答のようになってしまいましたが、これらの疑問に対する答えはひとつではありません。
何故なら100の家庭があれば、100通りの暮らし方があるのですから。
そして、その答え一つひとつをじっくりと探してみてください。

※ちなみに私の答えは、「誰からも愛され、どこに出しても恥ずかしくない子に育てる為」です。 


このページのトップへ