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コラム

お散歩の意味

D2R_4131.JPGのサムネイル画像犬はどんな時に幸せを感じるのでしょうか?
皆さんは「犬の生きがいって何だろう?」と考えたことはありますか?

犬は好奇心の塊です。そして、狩猟動物である犬の好奇心は、探索する、追いかける、破壊するという行動によって満たされます。

ボールを追いかけるのは、獲物を追いかける本能であり、ぬいぐるみの綿を取り出すのは、内臓を引っ張り出す本能です。

警察犬や災害救助犬、麻薬探知犬達が生き生きとして仕事をするのも、探索行動の探し当てた時の達成感から得られる自分自身の喜びと同時に、飼い主の喜ぶ姿が犬にとっても幸せだからです。

では人間の仕事を手伝う使役犬と違い、仕事を持たない無職の家庭犬にとって幸せとは何でしょうか?それは、大好きな飼い主とのお散歩です。犬にとって大好きな飼い主と共に行動する散歩の時間は、1日のうちで最も楽しい時間なのです。

散歩に行くことで外の世界と繋がり、五感が刺激され心と体を健全に育むことができるのです。
毎日お散歩に連れて行ってもらえる犬の表情は生き生きとしています。

その反対に、あまりお散歩に連れて行ってもらえない犬は、外での刺激が不足し神経質で臆病な子に
育ちやすくなります。特に、長時間のお留守番をさせられ散歩不足の犬は、不安やストレスをため込み
精神的に不安定な状況で毎日を過ごしています。それが無駄吠えや咬みつきという問題行動となって表れるのです。

問題行動の多くは、長時間のお留守番と散歩不足によるストレスなのです。

私の生徒さんでペットショップの店員さんに、「お散歩は毎日行かなくても大丈夫ですよ」と
言われた方達が何十人もいます。そして、言われた方々の全員が小型犬の飼い主さん達です。

これは多分、犬を「
家畜」として「飼う」ことを前提に言われているのか、「お散歩」と「運動」の
定義が理解できていないのかのどちらかだと思います。家畜ということであれば、お散歩は飼い主の都合で
行きたい時に行こうが、ケージに閉じ込めてお留守番を長時間させようが理解できます。

しかし、「
家族」として「共に暮らす」のであれば、豊かな生活環境を与え、愛犬の心と体を健全に育むことが
飼い主としての義務であり責任ではないでしょうか?「朝は時間がないから散歩に連れて行けない」というのは、
言い訳にもなりません。愛情とは「言葉」ではなく「行動」です。

散歩は、愛犬の心と体を育み、犬と信頼関係を築く基礎作りです。
散歩は、犬が犬としての喜びを感じる1日で一番大切な時間です。


ヴィッセが考える犬のしつけとは、毎日朝と夜のお散歩が土台として成り立つものと考えています。


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