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家族を愛するすべての大人へ

エピソード 29

OneReason_20160920_66-67 ㉙.jpg● だいじろうのひとこと ●

ケン、覚えているかい? はじめてきみがうちに来たときのこと。
ケン、覚えているかい? はじめてきみとおさんぽに行ったときのこと。
ケン、覚えているかい? はじめてきみがシャワーを浴びたときのこと。
ケン、覚えているかい? はじめてのたんじょう日のこと。

ケン、ケン…… 聞いてる? もう寝ちゃった?

どんな夢を見ているんだい? ケン、なんだかとてもたのしそうだね!?
おとうさんにとって、きみとのおもいではぜ~んぶ、たいせつなたからものだよ!!

また明日もさんぽに行こうね!
公園についたら、ケンの好きなボールあそびをいっぱいしようね!

そうだ! 明日の晩ごはんはケンの好きなやわらかいごはんにしよう!
この間は、ちょっと固いって言われちゃったから、今度はちゃんとやわらかくするからね!

お布団もすこしくたびれてきたから、今度、あたらしいのを買いに行こうね!
もちろん、フカフカのやつだよ!

それから、今度の休みの日はみんなで海に行こうか! 山登りもいいね!
それから、その次の休みの日は川あそびに行って、それから、それから……
あれ……なんだかおとうさんも眠たくなってきちゃった……

じゃあね、ケン……。ゆっくりお休み。

エピソード 28

OneReason_20160920_64-65 ㉘.jpg● だいじろうのひとこと ●

「きょうはおじいちゃんと、きみのだいすきなえっちゃんも来てくれたよ!
うれしいだろう? ケン。なんだか、はじめてのおめでとうの日をおもいだすね」

きみはみんなといっしょにいるときが、いちばんしあわせそうだね!
そしてきみは、いつもみんなのことを気にかけてくれている。

家族のだれかが笑うと、きみもいっしょに笑ってくれる。
家族のだれかがかなしむと、きみもいっしょにかなしんでくれる。

そして、家族のだれかがおち込んでいると、きみはただ何も言わずにその人のそばにいる。
そうしてきみはいつもぼくたち家族を、宇宙よりも大きな愛で包み込んでくれる。

きっときみは自分のことより、家族がしあわせなことが、しあわせなんだね。
おかあさんも天国から「ケン、おめでとう! りっぱなお兄ちゃんになったわね!」って言ってくれているよ! 


エピソード 27

OneReason_20160920_62-63 ㉗.jpg● だいじろうのひとこと ●

ほら、ちゃんと起きて! ケン、12回目のたんじょう日、おめでとう!!

エピソード 26

OneReason_20160920_60-61 ㉖.jpg● だいじろうのひとこと ●

ケン、目がさめたかい。どうした? ケン。
何をふしぎそうに見ているんだい? 寝ぼけてるのかい?


エピソード 25

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● だいじろうのひとこと ●

きみは眠りにつくと、いつも「フゥー」って大きくため息をついていたね。
そして、ときおり意味不明の寝言を言うきみがとてもかわいかったよ。

きっと夢の中でもあそんでいるんだね!
いつもたくさんあそんで、まるで毎日が夏休みのようだったね!

ぼくはこのごろ、きみが小さいときの夢をよくみる。
はじめてだっこしたときのきみのにおい、きみのぬくもり、きみの息づかい。
そして、秋の空のように、どこまでも澄んだきみの瞳。

それがまるできのうのことのような、ふしぎな夢なんだ。

エピソード 24

OneReason_20160920_56-57 ㉔.jpg● だいじろうのひとこと ●
 
きみはどんなときでも、あるがままを受け入れて、
あるがままに生きている。
 
不平不満も言わず、ただその日を、
その瞬間を、全力で生きている。
そんなきみから学ぶことが、たくさんあったよ。
 
本当にきみは、おとうさんの自慢の息子だよ!
最近は少しつかれるようになってしまったかな? 
一生懸命もいいけれど、あまり無理をしないようにね。

エピソード 23

OneReason_20160920_54-55 ㉓.jpg● だいじろうのひとこと ●

「ケン、きょうはおとうさんいっしょに行けないから、
のぞみとふたりでおさんぽに行っておいで。
あんまり遠くに行っちゃダメだよ!」

ぼくがそう言うと、きみは一目散にクルマいすに飛び乗って
「ここはぼくの指定席だよ!」と言わんばかりの顔をしていたね!

クルマにぶつかってから、はじめてのクルマいすでおさんぽに行ったとき、
「ケン、クルマいすの乗り心地はどうだい?」て聞いたら、
「ラクちんでとっても快適だよ!」って、にこりと笑って振り向いてくれたね。


そんなきみの笑顔が、ぼくはどんなにうれしかったことか。
クルマいすのおさんぽなんて、きみにはきっと退屈だろうとおもっていたから……
 
きみはいつも笑顔で、そしていつも前向きだったよね。
ぼくはきみのその笑顔にどれだけ元気をもらったかわからないよ。
ケン、のぞみを救ってくれて本当にありがとう!

エピソード 22

OneReason_20160920_52-53 ㉒.jpg● だいじろうのひとこと ●

「ケン、大変だ! 血がでているよ! 足をけがしてるじゃないか!! 病院に行かなきゃ!
ケン、だいじょうぶだから! 今おとうさんが病院に連れて行くから!!」

あのとき、ぼくはきみをだっこして病院まで必死に走った。
あまりにも気が動転していたから、どこをどう走って病院に行ったかも覚えていない。

ただ病院につくまでの間、まわりの景色がスローモーションのように、
ものすごくゆっくり流れて、なかなか病院にたどりつけなくて、
とてももどかしかったのだけは覚えているんだ。

エピソード 21

OneReason_20160920_50-51 ㉑.jpg● だいじろうのひとこと ●

何を言っているんだ、ケン! のぞみのしんぱいをしている場合じゃないだろ!?
クルマにぶつかったのはきみだよ! ケン! だいじょうぶかいケン!!」


エピソード 20

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OneReason_20160920_48-49 ⑳.jpg● だいじろうのひとこと ●

その瞬間、ケンがのぞみを守った。そして、ケンがクルマにぶつかった……

エピソード 19

OneReason_20160920_44-45 ⑲.jpg● だいじろうのひとこと ●

あの日、ぼくはきみにはじめて手をあげてしまった……
おとうさんとおかあさんの記念の時計をこわすなんて、いくらなんでも許せなかったんだ。

でも、きみはおとうさんがなんであんなに怒っているのか、きっと理解できなかったよね。
きみに手をあげてしまったことを、ぼくはとても後悔している。
そして、あのときのきみのかなしそうな目を、一生忘れない。
ごめんね、ケン。

エピソード 18

OneReason_20160920_42-43 ⑱.jpg● だいじろうのひとこと ●

おかあさんが天国にいってから、おとうさんは毎日さびしくて仕方がなかった。
本当は、おとうさんがいちばんがんばらなくちゃいけないのに……
ごめんね、ケン。さみしいおもいをさせて。

エピソード 17

OneReason_20160920_40-41 ⑰.jpg● だいじろうのひとこと ●

ケン、おかあさんは「てんごく」にいったんだよ。
きのうケンからぎゅうってしてもらって、おかあさんはとてもしあわせそうな顔をしていたよ。

エピソード 16

次の日から、またおかあさんがいなくなった。

OneReason_20160920_38-39 ⑯.jpg● だいじろうのひとこと ●

おかあさんは、きみの8回目のたんじょう日をとてもたのしみにしていたんだよ。
でもどうしてだろうね?
たのしいはずのたんじょう日なのに涙が止まらなかった……

きみは自分のたんじょう日のことなんかそっちのけで、おかあさんをぎゅうってしていたね。
ひさしぶりにおかあさんにあまえているきみを見ていたら、よけいに涙があふれてきたよ。

エピソード 15

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おかあさんがかえってきたよ!

すこしつかれているんだよっておとうさんが言っていたけど、
その夜、ぼくは久しぶりにおかあさんのとなりで寝た。

おかあさんのにおいは、
ぼくが赤ちゃんだったときと変わらない、
クッキーみたいな、あまいにおい。

ぼくのお布団もおちつくけど、
やっぱりおかあさんのとなりが
だいすきだ!

● だいじろうのひとこと ●

「ケン、おかあさんがかえってきたよ! ほら寝てないで、早く起きて!
お出迎えに行かなきゃ! はやく、はやく!」

ぐっすり寝ていたきみは、ぼくにせかされ、慌てておかあさんをお迎えに行ったね。
よかったね! ケン、きょうはたくさんあまえるといいよ。

エピソード 14

OneReason_20160920_32-33 ⑭.jpg● だいじろうのひとこと ●

きみは「だいじょうぶ」って言っていたけど、
本当は、おかあさんがいなくなって不安で、そして、しんぱいでたまらなかったよね……

でもきみはおにいちゃんだから、のぞみを不安にさせないように、
一生懸命、気丈に振る舞っていたよね。
そんなきみのけなげな姿に、おとうさんもとても勇気づけられたよ!

エピソード 13

エピソード13.jpg● だいじろうのひとこと ●

きみはえっちゃんが来るとほんとうにうれしそうだよね!?
えっちゃんは、近所でも評判の美人だからかな?
ケンは本当に女の子が好きだよね!

エピソード 12

エピソード12.jpg● だいじろうのひとこと ●

家族全員で公園に行くときは、きみはいつも以上に大興奮だったね!
きみが家族の一員となって、のぞみが生まれて4人家族になった。

きみがのぞみと上手にボールであそんでいる姿を見るたびに
おとうさんとおかあさんは、とってもしあわせだったよ。
本当にきみはりっぱなおにいちゃんに成長してくれたね!

エピソード 11

エピソード11.jpg● だいじろうのひとこと ●

でも、たまにわがままを言いすぎてしかられることもあったね。
ぼくがきみをしかると、上目づかいにぼくを見上げる顔が本当にかなしそうだった。

きみが成長するにつれ、ぼくはきみをしかることが多くなった気がする。
きっときみに「理想のよい子」を求めすぎていたんだね。

きみは今のきみのままでもう十分なのに……
それでもきみは、ぼくにどんなにしかられても変わらない愛情を向けてくれたね。

きみがこんなに我慢してくれているのに、
きみのきもちを少しも理解しようとしなくてごめんね。

エピソード 10

エピソード10.jpg● だいじろうのひとこと ●

きみが最近、りっぱな「おにいちゃん」として、凜とふるまっている姿を見て
ぼくはとてもきみがたのもしく見えたよ。
きみもおにいちゃんとしての姿勢が、だんだんと板についてきたね!

そして、おとうさんとおかあさんのことも、いつもきみはよく見ていたね。
ぼくたちに元気がないと、しんぱいそうな顔で見ていたよね。

そんなとき、きみは何も言わずにただぼくたちのそばにいてくれたね。
ぼくたちはきみのそんな献身的な愛に、どんなに救われたことだろう・・・ ・・・
そんなきみの愛情には、どんなにがんばっても勝てないとおもったよ。

エピソード 09

エピソード09.jpg● だいじろうのひとこと ●

去年のたんじょう日はとても盛大だったね!
きみはうちにお祝いにきてくれた人たちに、おもいっきり愛想をふりまいていたね。

そして、きみが大きなケーキに顔をうずめて、
顔中がクリームだらけになったのを見て、
みんなで大笑いしたことがいちばんのおもいでだよ!

今年は「家族」だけでのお祝いでちょっとさびしいかもしれないけれど、
こういうのを「家族水いらず」って言うんだよ。
きみはたいせつな家族の一員。これからも、ずーとずーと離れることのない家族の一員だよ!

エピソード 08

エピソード08.jpg● だいじろうのひとこと ●

きみが最近、りっぱな「おにいちゃん」として、凜とふるまっている姿を見て、
ぼくはとてもきみがたのもしく見えたよ。
きみもおにいちゃんとしての姿勢が、だんだんと板についてきたね!

そして、おとうさんとおかあさんのことも、いつもきみはよく見ていたね。
ぼくたちに元気がないと、しんぱいそうな顔で見ていたよね。

そんなとき、きみは何も言わずにただぼくたちのそばにいてくれたね。
ぼくたちはきみのそんな献身的な愛に、どんなに救われたことだろう・・・ ・・・
そんなきみの愛情には、どんなにがんばっても勝てないとおもったよ。
 
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エピソード 07

エピソード07.jpg● だいじろうのひとこと ●

きみは「おにいちゃん」になってからしばらくは、
おにいちゃんというものに戸惑っていたね・・・ ・・・

おかあさんがのぞみをだっこしていると、
うらやましそうに見ているきみが、とてもいじらしかったよ。

それでもきみは、おかあさんのいうことを、きちんと聞いていたね。
そんな姿が、おにいちゃんらしくて、とてもえらかったよ! 

エピソード 06


エピソード06.jpg● だいじろうのひとこと ●

きみのおかあさんがあたらしい命を宿したよ! ケン! きみに兄弟ができるんだよ!!
こんなにすばらしいことがあるかい!? ケン! きみは「おにいちゃん」になるんだよ!
もうおとうさんは、気がどうにかなりそうなくらい、うれしいよ!!!
 

エピソード 05

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ぼくはきみが家族の一員となった日に、ふたつ心にちかったことがあるんだ。

ひとつは「ゆたかな心をはぐくむこと」
もうひとつは「だれからも愛される子にそだてること」

そして、きみは、
ぼくがちかったとおりの子に、そだってくれているよ。

きょうはきみがだいすきなたべものとおもちゃを、みんながたくさん用意してくれたよ!
おもいっきりたのしもうね! 

エピソード 04

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シャワーのときになると、きみはいつも泣いていたね。

きみは「ちょっとだけこわい」って言っているみたいだけど、
おとうさんには、大げさなくらいこわがっているように見えたよ。

そのたびに、なんだか悪いことをしているみたいで
ぼくは心がいたかったよ・・・ ・・・ 

エピソード 03

エピソード03.jpgのサムネイル画像● だいじろうのひとこと ●

きみにあまえられたら、どんなこともしてあげたくなる。
きみにあまえられたら、どんなにつらいことでも忘れられる。
きみにあまえられたら、とてもやさしいきもちになれる。

きみがとなりにいるだけで何もいらない。
きみは家族の一員として、なくてはならないたいせつな「たからもの」。

おとうさんとおかあさんのところにきてくれて、ありがとう!
おとうさんとおかあさんをえらんでくれて、ありがとう! 

エピソード 02

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ずっとここにいられるんだとおもうと、
ぼくはうれしくなって、おとうさんとおかあさんに、
たくさん話しかけたんだ。

「なあに? ケン」
「どうした、あまえんぼうだなケンは!」

ふたりが、ぼくのことをケンって呼んでくれて、
もっとうれしくなった。

おとうさんとおかあさんがなかよく座っていると、
ぼくはそのまんなかに座りにいく。
ぼくもちゃんとお座りできるのに、
いつもどちらかのひざに乗せられちゃうんだよ。
でも、心地いいんだよね!

エピソード 01

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きみはあたらしいお布団がとても気にいったようすで、
きもちよさそうに、くるまっていたね!

そして、やわらかな日ざしと風に包まれ、
いつのまにか、きみは寝息をたてていた。

そんなきみの寝顔を、ぼくはずっと眺めていたんだよ。
いつまでも、いつまでも・・・ ・・・ 

Prologue



この物語を「家族を愛するすべての大人」へ捧ぐ。


OneReason_20160920_02-03.jpgOneReason_20160920_04-05.jpg● だいじろうのひとこと ●

夢にまで見た「きみとのくらし」が、とうとうはじまる。
あの日は、まっ青な空がどこまでも広がり、
お日さまがキラキラとかがやいていたのをおぼえているよ。

それはまるで、祝福の光のシャワーを浴びているようだった。
きみはちょっとまぶしそうにしていたけどね。

おかあさんにだかれた、きみの小さな体を見て、ぼくはこうおもったんだ。

「きみは神さまがくれたたからものだと・・・ ・・・」そして、

「どんなことからもきみを守る」って。 


10月3日(月)12:00 オンリーワンプロジェクト始まります。

構想から1年あまり。「オンリーワンプロジェクト」が始まります。かけがえのない家族やパートナーを、今よりももっと大切にしたくなるような物語を紹介していくプロジェクトで、家族を愛するすべての大人達へ捧げる絵本の物語です。毎週1回月曜日に配信します。ご期待下さい!

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