月別 アーカイブ

HOME > Visse's Blog > エッセイ > 横浜市の犬のしつけレッスン/断尾は必要?

Visse's Blog

< 横浜市の犬のしつけレッスン/お散歩レッスン~今日のわん子達  |  一覧へ戻る  |  横浜市の犬のしつけレッスン/お散歩レッスン~今日のわん子達 >

横浜市の犬のしつけレッスン/断尾は必要?

319451_329623863796135_1608155006_n[1][1].jpg
2013年~3月16日の投稿から~
 
今朝、いつも散歩に行く臨海公園で会ったコーギーです。本来であれば、こんな立派な尻尾がついています。動物愛護精神の意識が高い欧州では、断尾・断耳を禁止する法律が北欧を中心に広がり、現在では以下の国々が断尾を禁止しているそうです。
 
ノルウェー、スイス、ドイツ、スウェーデン、ルクセンブルグ、デンマーク、フィンランド、オランダ、オーストリア、ベルギー。
 
日本にも「動物の愛護及び管理に関する法律」いわゆる「動管法」というものがあり、この中に基本原則として、
 
「第二条 動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない」と書かれてあります。
 
この文面を見る限り、断耳や断尾などの行為は、十分この法律に反しているのではないでしょうか。いつの日か日本でも、断耳や断尾が法律で禁止される時代が来ることを願ってやみません。
 

カテゴリ:

< 横浜市の犬のしつけレッスン/お散歩レッスン~今日のわん子達  |  一覧へ戻る  |  横浜市の犬のしつけレッスン/お散歩レッスン~今日のわん子達 >

同じカテゴリの記事

問題行動の主な原因は、経験不足とストレスです~ヴィッセのテキストから~

問題行動の主な原因は、経験不足とストレスです。

まずは、このことをしっかり理解して下さい。
無駄吠えや噛み付き、リードの引っ張りなど、個別の行動への対処は後回しにします。
その前に、
 
1.犬の生活環境を見直し整える。
2.ストレス解消を行う。
3.日常生活で行う3つのことを毎日実践する。


以上のことを理解して下さい。
これらのことは、今後、愛犬の問題行動を改善していくために、必要不可欠なことです。

とくに、1日8時間以上のお留守番をするワンちゃんを、
クレートやケージには、絶対に閉じ込めないで下さい。

ケージなどに長時間閉じ込めると、強いストレスがかかるので、問題行動がある犬には厳禁です。
犬自身が、自分では対処できないことと、何が起こるかわからないことは、ストレスの大きな原因になります。
ずっと閉じ込められていて自分では出られないというのは、人間でも非常に辛い状況です。

できれば、最低でも2畳位のスペースを確保して下さい。
そして、自分の意思で自由に動けるようにします。ただでさえ不安を抱えているところに、
その上、自分では出られない狭い場所に閉じ込められると、不安がますます募ります。

散歩は1日2回、最低40分~60分は連れて行って下さい。できれば、公園でロングリードをつけて
思いきり走らせてあげると最高です。散歩で気をつけることは、犬を好き勝手に歩かせないで下さい。

上記のことが改善されないと、無駄吠えや咬みつき、分離不安などは確実に悪化します。
もし、自分が愛犬と同じ生活環境に置かれたらどう感じるかを常に考えて下さい。
 

横浜市の犬のしつけ教室/問題行動の矯正法について

ヴィッセでは、問題行動の矯正には、行動分析学における「行動療法」または「行動修正法」と呼ばれる技法を使って行っています。行動療法とは、不適切な行動や態度を、適切な行動や態度に変えていく技法のことです。
 
この行動療法の優れている点は、「客観性」と「明瞭性」で、技法自体が科学的で論理的であるので、体罰を与える暴力的なしつけを行うことは決してありません。しかし、行動療法だけですべての問題を解決できるものではないという事、そして、犬の心の奥底まで理解できるものではありません。
 
私も行動分析学を応用してレッスンを行ってはいますが、それ以上に「愛情」や「感情」の方を大切にしています。なぜなら、我々と同じように心を持つ生き物である犬には、机上の論理よりも時として愛情や感情の方が優るからです。
 
ですので、私は行動療法の他に※補完代替療法として「アニマルコミュニケーション」と「アニマルヒーリング」を取り入れています。その理由として、問題行動の矯正は犬の心のリハビリと考えているからです。
 
問題行動で一番つらいのは犬自身なのです。※シーザー・ミランではありませんが、
「犬にはリハビリを」「飼い主には訓練を」が私のモットーです。問題行動は適切な生活環境を与え、
飼い主の方が犬の習性と学習の仕方を正しく理解できれば必ず改善します。
 
※シーザー・ミラン アメリカの有名なカリスマトレーナー。著書に「あなたの犬は幸せですか」がある。
 
※補完代替療法
補完代替療法とは、現代西洋医学以外の各種療法の総称。「相補する、補う」と「療法」を合わせた言葉で、一般的に自然療法や伝統的な医療を含めた様々な療法を指します。犬や猫の補完代替療法としては、ホメオパシーやバッチフラワーなどが代表的なものです。

補完代替療法では、表面に現れている身体的な問題だけではなく、精神的な状態やストレスの度合いなどの生活環境にも配慮し、犬の問題を部分的に捉えるのではなく、全体的(ホリスティック)に捉え、一頭一頭の症状に合わせて行うことが大きな特長です。

横浜市の犬のしつけ教室/無駄吠えなどの問題行動について

問題行動について~飼い主の方に理解して頂きたいこと~

「訓練所に預けたけど、帰って来てしばらくしたら元に戻った」「しつけ教室に通ったが、トレーナーの言うことは聞くけど、私のいうことは聞かない」」などの話をよく耳にします。私もワンちゃんたちを日中お預かりしてレッスンを行うので、「犬を預けると先生の言うことは聞いても、飼い主の言うことは聞かないのでは?」という質問をよく受けます。

それに対して私の答えは、「飼い主が何も学んでいないから。」と答えています。犬に変化を求めるのなら、飼い主も変わらなければならないのです。この仕事を始めた当時、私が教えていたのは、訓練所で習った「服従訓練」を、そのまま飼い主の方に教えることでした。

服従訓練とは、命令に従わないと叱ったり、リードを強く引っ張り首にショックを与えたり、時には体罰も使って服従する精神を植え付け、主従関係を強要するというものです。この服従訓練を受けた犬の特徴は、「怖い人の言うことは聞いても、怖くない人の言うことは聞かない」ことです。

私が訓練所にいた頃、犬が私の指示に従わないとすかさず校長から「君が犬になめられているからだよ」とよく言われたものです。そうして、私が訓練所で教わったことは、「いかに怖い存在になるか」でした。そして、仕事を始めた当時の私はしつけではなく、人間に対する「服従法」を飼い主の方に教えていたのです。

今、私が行っていることは、犬の「行動」に目を向けた「訓練」ではなく、犬の「心」に目を向けたレッスンです。その「犬の心」を飼い主の方に理解してもらうことと、犬に「衝動の抑制と感情のコントロール=我慢」のレッスンを行うことが、今の私の一番の仕事です。
 
とくに、この衝動の抑制と感情のコントロールのレッスンは、1時間や2時間という短い時間で教えられるものではありません。私は対処療法は行わないので、犬に我慢を教えるために、日中お預かりをしてレッスンを行うという訳です。
 
そして、しつけ教室は基礎を学ぶところです。しつけ教室に通いさえすれば問題が解決するのではなく、大切なことはしつけ教室を卒業した後の生活なのです。私たちがどんなに犬をトレーニングしても、飼い主がトレーナーから学んだ基礎を、日常生活という応用の場で実践できなければまた元に戻ってしまいます。
 
問題行動のレッスンで一番大切なことは、飼い主の方の「どれだけ時間がかかっても絶対に治したい」という気持ちにかかっているのです

①  対処療法 = 罰を与えるだけで、一時的な対処でしか問題を根本から解決しようとしないこと。
②  基  礎 = この基礎に対する考え方が、訓練士やトレーナーによって大きく異なるのが実情。


横浜市の犬のしつけレッスン/お散歩の意味

お散歩の意味~ヴィッセのコラムから~

犬は、どんな時に幸せを感じるのでしょうか?
みなさんは「犬の生きがいって何だろう?」と考えたことはありますか?

犬は好奇心のかたまりです。そして、狩猟動物である犬の好奇心は、探索する、追いかける、
破壊するという行動によって満たされます。ボールを追いかけるのは、獲物を追いかける本能であり、
ぬいぐるみの綿を取り出して破壊するのは、動物の内臓を引っ張り出す本能です。

警察犬や災害救助犬、麻薬探知犬たちが生き生きとして仕事をするのも、探索行動の探し当てた時の達成感から
得られる自分自身の喜びと同時に、飼い主の喜ぶ姿が犬にとっても幸せだからです。
では使役犬と違い、仕事を持たない無職の家庭犬にとって、幸せとは何でしょうか?  

それは、大好きな飼い主とのお散歩です。
犬にとって、大好きな飼い主と共に行動する散歩の時間は、1日のうちで最も楽しい時間なのです。

散歩に行くことで外の世界と繋がり、五感が刺激され心と体を育むことができるのです。
毎日お散歩に行く犬の表情は、生き生きとしています。その反対に、あまりお散歩に連れて行ってもらえない子は、
外での刺激が不足し、神経質で臆病な子に育ちやすくなります。

とくに、長時間のお留守番をさせられて散歩が不足している犬は、不安やストレスをため込み、
精神的に不安定な状態で毎日を過ごしています。それが、無駄吠えや噛みつきという行動に現れるのです。
問題行動の多くは、長時間のお留守番と散歩不足によるストレスなのです。

私の生徒さんでペットショップの店員さんや獣医さんに、
「お散歩は毎日行かなくても、飼い主の都合で行けば大丈夫ですよ」と言われた方が何十人もいます。
言われた方のほとんどが、小型犬の飼い主の方々です。

これは多分、犬を「家畜」として「飼う」ことを前提に言われているのか、
「お散歩」と「運動」の違いを理解できていないかのどちらかだと思います。

家畜ということであれば、お散歩は飼い主の都合で行きたい時に行こうが、ケージに閉じ込めて、
お留守番を長時間させようが理解できます。しかし、「家族」として「共に暮らす」のであれば、
豊かな生活環境を与え、愛犬の心と体を健全に育むことが、飼い主としての義務であり、責任ではないでしょうか?

その一番の義務と責任がお散歩だと私は思っています。
愛情とは「言葉」ではなく「行動」です。

散歩は、愛犬の心と体を健全に育み、飼い主と信頼関係を築く基礎作りです。
散歩は、犬が犬としての喜びを感じる、1日で一番大切な時間です。
ヴィッセが考える犬のしつけとは、毎日朝・夕のお散歩が土台として成り立つものと考えています。

横浜市の犬のしつけレッスン/犬を叱るということ~禁止のしつけ~

犬を叱るということ~ヴィッセのコラムから~

犬の学習は、

■行動を増やすか
■行動を減らすか

の2つになります。行動には、良い行動と悪い行動があります。

そして、犬のしつけには「スワレや」や「マテ」などの「動作を教えるしつけ」と、
犬が何か悪い行動をした時に、それをしてはいけないと教える「禁止のしつけ」のふたつがあります。
その悪い行動を減らそうとするために必ず使われるのが「」です。

罰とは、犬が何か好ましくない行動をした時に叱ったり、時には叩いたりして犬「嫌がること」や
「嫌がるもの」を使って、悪い行動をすると「嫌なことが起きるよ」と、学習させるために使われるものです。

犬が吠えた時に缶を投げて驚かしたり、無視するというのも罰ですが、
これらの方法を行っても、効果は全くありません。

罰は犬に痛みを与えたり、いうことを聞かせるために使うことが目的ではありません。
吠えることも含めて犬の行動を止めるために、一時的なブレーキとして使うものなのです。
ここでいう一時的なブレーキとは、「No!」や「ダメ!」「いけない!」と叱ることです。

しかし、善悪の概念と反省と後悔ができない犬を叱るだけでは、正しい行動を学習させることもできません。
罰はあくまでも、一時的なブレーキでしかないということです。

ただ、無駄吠えや飼い主を咬むなどの問題行動に対しては、それは本当にいけないことだと、
犬に伝わるまでしっかりと叱責する必要があります。☜ここが難しい

犬は、学習する生き物です。しかし、ほとんどの飼い主は、叱るだけで犬に学習する時間を与えません。
その学習とは、何回も何回も繰り返し、犬が正解にたどり着くまで根気強く教えなければならないのです。

ここまでの話で、犬を叱ってはいけないということではありません。
私も罰は使います。しかし、罰を使ったら必ず犬に正解を教え、褒めて終わります。
叱りっぱなしにしないで叱ることに責任を持ちます。

私が最も怖いのは、飼い主の罰を与える行動がエスカレートしていくことです。

ある生徒さんで、ラブラドールの雄が吠える度に、布団たたきで叩いて止めさせていた方がいました。
しかし、そのうち布団たたきでは効かなくなり、モップの柄で叩くようになりました。
モップの柄で効かなくなったら、次は金属バットになるのでしょう。

しかし、そうなる前にレッスンを受けてくれたので、もう叩くことなくその子の吠えは治りました。
犬に体罰を与えると、犬の反抗心を育ててしまうこともあります。もちろん、信頼関係は絶対に築けません。
さらに、いつも叱ってばかりいると※馴化してしまい、効果がなくなってしまいます。

「禁止のしつけ」の基本は、悪い行動を叱って減らそうとするのではなく、前述したとおり、
犬が正解を覚えるまで何回も何回も根気強く教え、良い行動を褒めて増やすことです。
そうして育てられた犬は、飼い主の望むことと、望まないことをきちんと理解できるようになるのです。
 
※馴化=何度もその刺激を受けているうちに、※刺激にだんだんと慣れてしまうこと。
※刺激=叱る、叩く、音、匂い、人、犬、車、オートバイ、触られる(ブラッシング・爪切り)物(掃除機など)
 


このページのトップへ