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お客様の声

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卒業した今も『家族として子供を育てるように、厳しく、時に甘やかし

飼い主様名 福野様
コース 子犬のしつけレッスン
犬の名前 チェリーちゃん
犬種 柴犬
受講期間 2クール
糸山先生、2クールのレッスンでは大変お世話になりました。
卒業した今も『家族として子供を育てるように、厳しく、時に甘やかし』チェリーと過ごしております。
 
先生にお世話になったきっかけは、チェリーの《執着心》に本当に困り果ててのことでした。生後5ヶ月を過ぎてからご飯のお皿と水の容器に執着しだし、食事の度に、お皿の近くを通る度に吠え、飛びかかって噛み付くようになりました。
 
とにかくお皿から離れず、周囲を警戒し、威嚇しながら3時間同じ態勢で唸っていたこともありました。特に7歳になる息子には顔に噛みつくことがあったので、このままでは大怪我を負うかもしれないと恐ろしくなり、近くのしつけ教室に通いました。
 
そこでは、お座りや待て、隣に付いて歩くという訓練から始まりました。数週間は私もチェリーも頑張りましたが、「執着心はいつ治るんだろう、このお皿問題はいつ解決するのだろう」という不安が常にありました。

なぜなら、しつけ教室で座りや待てができても、家ではお皿から離れず、噛み付いてくるからです。
 
私は、チェリーに、ただ私の指示に従うお利口さんになるようにしつけたいのではなく、家族として楽しくチェリーと過ごしたいのです。食事のたび、またひどい時には一日中吠えられ、そして噛まれる恐怖とストレスから解放されたかったのです。
 
そこで、以前偶然に遭遇した柴犬のレッスン中だった糸山先生を思い出し、その飼い主さんからVisseのことを教えていただきました。
 
カウンセリングでの先生のお話、テキストの内容もはじめは難しく感じていました。
しかし、
 
『犬に期待し過ぎない』
『犬は反省と後悔ができない』
『誰からも愛される犬にしましょう』
 
という先生の言葉にハッとし、とにかく先生を信じてやってみようと思いました。
 
1クール目は、目を合わせること、吠える・噛む行動に本気で「No!」と伝えることで精一杯。いけない行動をとったとき、時にはわざとそのシチュエーションを作って吠える・噛むことを『我慢』する練習をしました。

血だらけになっても痣ができても叱る時には「No」、でも我慢ができたら「No」の何倍もの「Good」を繰り返しました。
 
2クール目になるとあれ? このシチュエーションで噛まれなくなっている?吠える時間が短くなって我慢の時間が長くなっている? と変化を感じるようになりました。
 
そして基本通りの「No」と「Good」をこれやめさせたいな、という行動に当てはめて練習すると次第にやめられるようになったのです。
 
日常生活での困ったことはレッスンの度に先生に相談させていただき、基本通りに練習することで解決することができました。
 
レッスンが終わる頃には、吠える・噛むに対しての「No」ではなく、それはダメよ〜の「No!」も聞けるようになったのです。
 
足拭きを嫌がるとき、テーブルの上に足を乗せた時など「Noだよ!」で、すっと諦めてこちらに従ってくれます。
 
おやつを使ってトレーニングすることを勧められた苦手なこと
 
  • 病院での口周りの診察
  • シャンプーとお髭切り
  • ペットホテルでの過ごし方
 も目を見て「Noだよ!」「Goodだね!!」で頑張れるのです。きっとVisseで褒められることを覚えたからだと思います。おやつも大好きですが、撫でられて褒めらることも大好きなのです。
 
『チェリーちゃん、お姉さんになりましたね』
『目を合わせたら、きちんと聞いてくれました、頑張りましたよ』
『人懐こくて可愛いですね』
『お利口さんになったんですね』
 
と普段お世話になっている方々からの言葉がとても嬉しいです。
 
 はじめは難しいと感じていたレッスンも、今では、『してはいけないことを叱り続けるのではなく、して欲しいこと・こうなって欲しいということを繰り返し教えるのだ』と自分なりに理解、体感してこれからもチェリーと向き合って行きたいと思っています。
 
もうすぐ1歳になるチェリーですが、まだまだ成長中です。何かのこだわりが出てきたときなど噛まれて流血することもありますが、以前のように恐れることなく基本通りに『こうなってほしい』の練習をして、たくさん褒めて解決できるよう繰り返しの毎日です。
 
甘えん坊で、お散歩ですれ違う方々にも愛想を振りまく性格は相変わらずです。家族からも、他の方からもたくさん撫でられる子になりました。
 
最後になりますが、糸山先生、チェリーを可愛がってくださりありがとうございました。人間にとっては傷だらけになり、悩み、反省の日々でしたがとにかくチェリーにとってはVisseのレッスンが楽しいものだったことは間違いありません。
 
どうぞこれからも、先生の熱意で『愛される』わんチャンをたくさん育ててください。


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