HOME > お客様の声 > 千夏と小夏の卒業論文

お客様の声

< 犬の心を育むこと、その事を心に留めてこれからも育てて行きます。  |  一覧へ戻る  |  みんなアロが大好きです。これが先生の仰る「共に暮らす」ということなんですね。 >

千夏と小夏の卒業論文

飼い主様名 菅千夏 15才
コース 問題行動矯正レッスン
犬の名前 小夏 3才
犬種 柴犬
受講期間 2クール
元々、家族みんな柴犬好きで、縁があり小夏と出会いました。小夏が家族の一員となり、我が家に来てからは、何事にも興味津々で、他のわんちゃんとも挨拶したり、じゃれ合ったり、誰にでも尻尾を振って、触ってもらうと押し倒してしまうほど喜んでいました。その時は、人を噛むはずもない、おとなしい子だと思っていました。

しかし、1才になる前、避妊手術の後に初めて父の手を噛みました。その時は、ただ傷の処置をすることしかできず、しっかり叱ることもできませんでした。それから家族を噛んだり、歯を剝きだすようになる頻度が高くなりました。特に母が噛まれることが多かったです。

だんだん小夏も大人になるにつれ、噛む力も強くなり、肉が見えるくらいまで噛まれるようになりました。噛まれるたびに近くの病院に行き、病院の先生に『しつけしたほうがいいですよ。』と言われ、家族皆んなで落ち込んでいました。

しまいには、おばあちゃんに威嚇したり、他のワンちゃんを噛んで、トラブルになってしまいました。仲が良かったわんちゃんとも交流が減り、なるべく近付かないようにと、心がけ始めました。そんなことが続き、その時の私たちは、ビクビクしながら散歩をしていました。 
 
そしてある日、私が今まで見たこともないような噛まれ方をしました。きっかけは、私が小夏に首輪をしようとした時です。小夏に本気で噛まれ、私の手の皮膚をガシッと掴み、首を横に振ったのです。私の手は酷い傷を負いました。

その時の小夏は、獣でした。私はブチギレ、小夏に対して本気で怒り、同時に涙も溢れました。小夏はすごく震えていました。きっとやってしまったと思っていたのではないでしょうか。
 
怒られた後、小夏は家族の膝に乗って反省している様子でしたが、私は家族がストップをかけるまで、怒って怒って我を忘れていました。それから私は自分の部屋に閉じこもると、もう涙しか出てきませんでした。まだ噛まれたての傷口を見て、痛くて…辛くて…、言葉が出ませんでした。

そして、ネットで『噛み犬』や、『本気噛み しつけ』など、ひたすら検索しました。正直なところ、小夏よりもっと本気で噛む犬を見て、小夏はまだマシ、と思って心を落ち着けていたのかもしれません。
 
そんな時、母がLINEでヴィッセのホームページにある『世界一大好きなあなたへ』という動画を送ってくれました。その動画を見て、私は大号泣しました。色々な感情が込み上げてきて、私は、小夏に荒い言葉を使って怒り狂っているだけで、ただ小夏を怖がらせているだけで何にも伝わっていなかったな・・・。と思い、すぐ糸山先生にお電話をしました。

すると早速、カウンセリングの予約をしてくださいました。カウンセリング当日、先生は、小夏の問題行動をしっかり聞いてくださり、私の噛まれた傷を見て『縫わなくてよかったね。』と言われた時は、『縫う人もいるんだ!』とびっくりしました!そして、何より『小夏の攻撃性は、まだ幸いですよ。』と言ってくださった時は安心しました。

そして、先生の『まだ遅くないですよ。』という言葉に、家族皆んな救われました。帰る頃には、家族一致でヴィッセに通おうと決めました。
 
そうして毎週土曜日、ヴィッセに通い始めました。レッスンは、30分間のカウンセリングから始まるのですが、そこで私達が先生に言われて気づいたことは、何もかもしつけの方法が間違っていたことです。

おすわりや、お手、おかわり、待てなどは教えていたものの、そこには何も『目的』がありませんでした。つまり、私達は、ただのお遊び程度で教えていたということです。
 
それからは『目的』のあるしつけを心掛けました。ヴィッセのテキストを読むと、私たちの今までやっていたしつけは、ほぼ間違っていることがわかりました。

例を挙げると、人間が出かけるときは、小夏に何も言わずに出て行ったり、噛んだときは無視をしたり。私達がやっていた行動は、すべて小夏を不安にさせてしまっていたのだと、ヴィッセに通い始めてから気づきました。

それから家族みんなの叱り方がバラバラでした。『いけない』だったり『ダメ』だったり、日によっても違いました。他にも間違っていることがたくさん多かったです。そして『みんなで変わっていこう』と誓いました。
 
すると、驚くことに2回通っただけなのに、小夏は私たちの言っていることが理解できるようになりました。私のおばあちゃんに、そのことを電話で話したら凄く疑っているくらいです。これはすごい!魔法でもかかったのか??と思いました。

そして、私が今まで出来なかった『アウト』が初めてできました。それは、小夏がテレビのリモコンを咥えてしまった時のことです。私が『アウト』と何回か言うと離してくれました。そして、小夏がリモコンから後退りしたのです!!これを見ていた父と、叱った本人の私もすごくびっくりしました。上下関係ってそういうことか!!と思いました。
 
その事を先生に伝えた所、『千夏さんは素質があるね!志のある良い目をしているもん。』と、私をたくさん褒めてくれました。すごく嬉しかったです。それから私だけでなく、父や母にもできることが増えていきました。

全然できなくて少しずつやっていた爪切りや、足裏の毛のカットも一気にできるようになりました。その事を先生に伝えた時も、自分のことのようにすごく喜んでくれました。とても嬉しかったです。
 
それから、レッスンの日に何より私がとても楽しみにしていたことは、他のワンちゃんを見れることです!いつも遅い時間の予約だったので、教室に入るとすでにワンちゃんたちが居て、今日はあの子か〜!と見るのが大好きでした。

小夏が他のワンちゃんと接触するのが苦手になってから、できなかった他のワンちゃんと、飼い主さんとの会話もできるようになり、母も嬉しそうでした。いろんな事情があってヴィッセに来たワンちゃんの中には、小夏と似たような性格の子もいて、安心感がありました。
 
私達が通い始めた頃は、柴犬が小夏だけだったのが、新しい生徒に柴犬がいると家族みんなで大喜びします。そんなところも、ヴィッセの良いところだと思います。

私達は楽しく学べました。先生に『毎回ちゃんと家族揃って来ていてすごいと思います。』と言われた時、『私達は、家族で一致団結できている!』と思いました。
 
そして、先生から気づかされたことがたくさんあります。私はまだ学生なので、やりたいことがたくさんあります。特に留学はずっと望んでいました。しかし学校に行けず、留学の夢を諦めようと思っていました。

そんな時、ある日のレッスン中に留学の話になり、先生から『絶対に行ったほうがいい。千夏さんは海外の方が向いてる。』とか、『とてもしっかりしていて中学生に見えない。』など言ってくださり、留学の経験がある先生との話の中で、共感できることがたくさんありました。
 
先生がレッスン中に、私にたくさん言ってくれた言葉がずっと心に刺さっています。今は、絶対留学行ってやる!そう常に思っています。小夏のしつけ以外にも私個人のことや、家族のことで救われた言葉がたくさんあり、全て覚えています。
 
私はもう、小夏に何をされても怖くありません。それは家族として、小夏がわかるまでしっかり叱れる自信があるからです。これからは、胸を張って『小夏は私たちの家族だ!』と言えます。先生は私たちの背中を押してくれて、また、私には夢を追いかけさせてくれた方です。

少しでも悩んでいたら『行動』することだと思います。行動しないと何も始まらないです。私たちは大きい一歩を踏み出せたからみんな変われて、みんな幸せになれたのです。
 
最後になりますが、中学3年生の私に「お客様の声」を、家族代表で書かさせていただきありがとうございました。とても光栄です。
糸山師匠、お世話になりました。
 
菅家より 菅千夏

< 犬の心を育むこと、その事を心に留めてこれからも育てて行きます。  |  一覧へ戻る  |  みんなアロが大好きです。これが先生の仰る「共に暮らす」ということなんですね。 >

このページのトップへ