横浜市の犬のしつけレッスン

お客様の声 単なる犬のしつけではなく、「共に暮らすための土台」を教えていただきました。
単なる犬のしつけではなく、「共に暮らすための土台」を教えていただきました。
飼い主様名
兼子様
コース
問題行動矯正レッスン
犬の名前
まめきち
犬種
豆柴
受講期間
2クール
私たち家族5人が豆柴の『まめきち』と出会ったのは、今から3年前でした。小さい体でヨチヨチと赤ちゃんのように歩き、吠える事もなく、大人しい性格の男の子と言う印象でした。
家族全員一目惚れで、まめきちを家族の一員として受け入れました。子供達も可愛い可愛いと、まめきち中心の楽しい毎日が続いていました。しかし1才を過ぎたある日、いつものように撫でようとしたら、まめきちが本気で咬んできたのです。
この時は痛いとか怒るとかより、あまりのショックに悲しい気持ちでいっぱいでした。その後も、インターホンが鳴った時、ブラッシングをする時にも咬まれるようになりました。
一番大変な事は、毎日のお散歩でした。散歩中に他の犬・車・人に会った時、など、その度に興奮して本気で咬んでくることが常態化してきました。そして、家族の誰かしらが毎日のように噛まれて流血する始末、ついには元々警戒心が強かったのか、散歩も家の外を出るとほとんど歩かなくなってしまいました。
このままでは困ると、ネットで色々と調べ、近くのドッグスクールに通いました。そこでは、「服従訓練」というものを、先生が直接まめきちを指導して、私たちはその様子をただ眺めているという内容のレッスンでした。
教室内では、まめきちは先生の言うことをよく聞いて、うまく行っているように見えた時があるものの、実際の生活に戻ると、私達自身がどう接すればよいか全く分からず、家では噛みつき行動が繰り返されるばかりでした。
結局、全く改善されることはなく、高いお金だけ払って全日程が終了してしまいました。その後、動物病院にある行動診療科を受診したり、他のしつけ教室にも数回通ったり、YouTubeを見たりしましたが、状況は全く変わりませんでした。
そして、『この子はこう言う性格なんだ、散歩が嫌いな子なんだ・・・』と家族で話し合い、散歩は人や車が少ない早朝深夜の時間帯を選んでコソコソ行くようになり、家ではまめきちと接する時は常にビクビクしていました・・・。
そんな毎日で精神的、肉体的にもかなり参っていましたが、ある日、妻が『気になるドッグスクールがある』と見つけて来たのが、ドッグスクール ヴィッセでした。しかし、正直なところ、今まで他のしつけ教室で何十万円もかけても問題が改善されることは無かったので、「このしつけ教室に通っても本当に良くなるのか?」という疑いはありました。
半信半疑でホームページの「お客様の声」を読んでみると、私達と同じように本気噛みで悩んでいた飼い主さんが多くいて、皆さん改善されている事と、なによりヴィッセの「しつけに対する考え方」に深く共感出来ました。
ヴィッセの一番の理念である主従関係ではなく、「共に暮らすためのしつけ」。「しつけと訓練は違う」という考え方には心から納得できました。ヴィッセでは、従来の主従関係を前提とした「服従訓練」は一切行わず、人と犬がお互いに学び共に成長して信頼関係を築くことを重視しているようでした。
この考え方に触れた時、「ここなら安心してまめきちを任せられる」と直感しました。3歳になったばかりのまめきちの本気咬みに、2年間悩んでいた私達にとって、ィッセの「飼い主が学ぶしつけ教室」という理念は、まさに求めていたものでした。
そして犬だけをトレーニングするのではなく、私達飼い主自身がどう接するかも学べるということで、「一緒に成長できるかもしれない」と言う希望を抱き、カウンセリングを予約しました。
カウンセリング当日、教室に初めて足を踏み入れた時、まず感じたのは、掃除が行き届いていてとても清潔感がある空間だったことです。整えられた環境は、先生の指導と同じく「犬にも人にも安心できる場所」であることを感じさせてくれました。
その後、今までの状況や接し方、前のスクールでどのようなことをしたかなど、色々お話しを聞いていただきました。以前のスクールで「うまくいかないのは、私が教え方を覚えていないからだ」と思っていました。
しかし、糸山先生から「兼子さんができないのではなく、トレーナーが【主訴】を分かっていないんですよ。」と言われた時、初めて、今までのしつけ教室では、“自分が求めていた事”と、“しつけ教室のアプローチ”が、根本からずれていたのだと気づかされました。
ヴィッセで先生に聞くまで、私は「主訴(しゅそ)」という言葉を知らなかったのですが、もともとは医療用語で「患者が最も訴えている症状」という意味だそうです。ヴィッセでは「飼い主が本当に困っていること、望んでいること」という意味で使われていました。
私達が困っていたのは「オスワリやマテをさせることではなく」、「本気で咬んでくるまめきちと安心して暮らすための、関わり方がわからない」という点だったのです。
まさにこの言葉によって、自分が“どんなしつけ”を求めていたのかが初めて明確になり、「ヴィッセなら変われるかもしれない!」と思えるようになりました。帰りの車の中では、半信半疑だった気持ちが消え、まめきちと私達は絶対変わるんだと言う確信と希望でいっぱいでした。
そして、いよいよレッスンが始まりました。我が家は横須賀から通っていたため、片道1時間ほどかかりましたが、毎回レッスン後にはまめきちが少しずつお利口になっていくのが実感できて、「また次のレッスンが楽しみ!」と思えたので、その道中はまったく苦ではありませんでした。
特に楽しみにしていたのが「お散歩レッスン」です。先生と一緒に公園まで歩き、その後、広々とした芝生の公園でまめきちと走り回ったり、犬とどう接するかを学ぶこのレッスンは、実生活に直結していて本当に役に立ちました。
2回目のレッスンの時、まめきちが先生に激しく唸って攻撃性を向けた時がありました。その時、先生はまめきちに対して毅然とした態度で厳しく叱りつけたのです。その姿を見て、「ここまで真剣に犬と向き合ってくれる人がいるんだ!」と心から驚き、同時に「私もこれくらいの覚悟でまめきちと向き合わないといけない」と強く思わされました。
ヴィッセのレッスンの理念である「子供と同じように育てましょう。」という先生の言葉にも深く共感しました。それは、「やっても良いこと」と「やってはいけないこと」を教えるというシンプルなものです。
そして、ただ厳しくするのではなく、信頼関係を築くために寄り添い、導く。その姿勢がレッスン全体を通して一貫しており、私達自身の意識も大きく変わっていきました。
スクールに通っていた10回の間、3回程まめきちに咬まれてしまったことがありました。先生にLINEで報告すると、毎回すぐに折り返しのお電話がかかって来ました。そして、状況を詳しく聞いた上で、その時の対処法や今後の対応まで丁寧に教えていただけました。その対応がとても心強く安心感がありました。
そうして、レッスンを重ねるごとに、まめきちとの関係が変わっていくのを実感できました。それは、4回目のレッスンが終わった後のことでした。娘とまめきちを散歩中、車とすれ違ったのですが、「待って」と声をかけた時、その場で落ち着いて座って待つことができたのです!その時は本当に涙が出るほど感激し、娘と大喜びしました!
その後もかなり落ち着いてきましたが、噛みつきが完全に無くなったわけではありません。しかし、今では噛まれることもほとんどなくなり、安心してまめきちと一緒に暮らせる毎日が戻ってきました。
レッスンの始めに、レッスンの復習だけでなく、常日頃から心がけることや、家庭で継続できるトレーニング方法が記載されたテキストもいただき、とても役に立っています、この先もそれを読み返しながら、焦らず、まめきちと向き合っていけると思っています。
最後になりますが、この10回のレッスンを通して、私たち家族が学んだことは、単なる「犬のしつけ」ではありませんでした。まめきちと暮らす上で何を大切にすべきか、どうやって信頼を築いていくか――まさに「共に暮らすための土台」を教えていただいたと感じています。
糸山先生と出会えて、本当に良かったです!私達家族は救われました!!ヴィッセのレッスンに出会えたことに、心から感謝しています。また公園に遊びに行きます!
先生、本当にありがとうございました!
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