現在の家庭犬のしつけの多くは、訓練士の方やドッグトレーナーによって、オヤツを使う使わないなど、形や技術的な違いこそありますが、どちらも犬に何かをさせる「訓練」が基盤となっています。
訓練は「服従訓練」と呼ばれ、命令に忠実に従わせることで、主従関係を築くことが最大の特徴です。
しかし、服従訓練とは、使役犬として人間の仕事を手伝わせるための 「 家畜化としての訓練 」を目的としたもので、家族の一員として共に暮らすための 「 家族化としてのしつけ 」を教えるものではありません。
ヴィッセでは、訓練は行いません。なぜなら、人間の仕事を手伝わない無職の家庭犬には、主従関係も訓練も必要がないと考えているからです。
犬が甘噛みや無駄吠えをした時に、「マズルをつかんで叱る」「チョーク首輪で首を絞める」「仰向けにして押さえつける」などの体罰や、犬が無駄吠えをした時に、「缶を投げて驚かす」「スプレーで水をかける」というバカげたことも一切行いません。
ヴィッセが考える犬のしつけとは、文化も習慣もそして、コミュニケーションの手段も違うヒトとイヌが快適に暮らしていく為には、 「 犬だけではなく飼い主も学び、犬と共に成長していくこと 」が大切なことだと考えています。
ヴィッセのレッスンは、一般的なトレーニングとは違う、他のしつけ教室にはない考え方、新しい形のレッスンです。
ヴィッセでは、訓練ではなくそれぞれの犬の個性に合わせた 「 共に暮らすためのしつけ 」を行っています。
2025/08/02 20:29
2025/08/01 18:54
2025/07/31 19:11