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横浜市の犬のしつけレッスン/防御性攻撃行動と不安性攻撃行動


2025/06/13 10:51

無駄吠え.jpg

防御性攻撃行動は、縄張り性攻撃行動とも呼ばれています。その縄張りは、通常「家」や「庭」または、「車の中」であったりしますが、お散歩などで他の犬や人に対して吠えている場合は、飼い主が縄張りの対象となります。一般的に言う無駄吠えです。

これらの縄張りに近づこうとする人や犬に、威嚇して吠えたり咬んだりして攻撃的に家族や自分を守ろうとすることが、防御性攻撃行動の大きな特徴です。

また、不安や恐れに基づいた攻撃行動として、いきなり頭を触ろうとしたり、抱っこしようとしたり、または足を拭く時やブラッシング、首輪やハーネスの着脱等で体を触ろうとする飼い主に対して唸ったり、更には咬みついたりして自分を守ろうとする不安性攻撃行動と呼ばれる攻撃行動も存在します。

これらの行為が顕著な犬に共通していることは、生まれつき不安や恐怖心が強い犬ですが、日常生活または、社会生活に相当な制限を受ける場合は、全般性不安障害の可能性があります。
※発達障害、知的障害、精神障害、その他の心身機能の障害など。

 

【防御性攻撃行動が発達すると考えられる要因】

 ☑遺伝的要因 ☑現在の環境的要因 ☑社会化不足  ☑犬の性質 ☑散歩不足  ☑飼い主の犬への不適切な接し方  ☑飼い主のリーダーシップ不足 ☑飼い主の行動と性格   ☑問題に対する飼い主の不適切な対処     
 

【改善に必要とされる期間】  3ヶ月~6ヶ月(飼い主の生活環境の改善による) 
 

【改善の為にやらなければならないこと】

(1)散歩が足りていない場合、1日2回(最低30分)の散歩と十分な運動を与え、ストレスとエネルギーを発散させることで、「心」と「体」 のバランスを整え心身ともに満足させる。 


※とくに全般性不安障害には、ドッグスポーツが効果的という研究結果が、アメリカのタフツ大学獣医学とNPO団体ケーナイン行動研究センターの研究チームから発表されている。犬の自然な本能に働きかける活動が犬をリラックスさせ、不安が減少すると研究者は述べています。
 

2)テキストの「日常生活で行う3つのこと」 「アイコンタクト」 「一時待機の待って」を毎日実践する。



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