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間違ったしつけ方



人間のように、反省ができない犬をいくら叱っても

     犬は、悪い行動をどう改めればよいかはわかりません。


犬が吠えた時や、何か良くない行動をした時に

 ・叱る ・叩く ・無視する ・マズルをつかむ ・音の出る缶を投げ驚かす

 ・吠えると電流が流れる首輪をつける ・お酢を水で薄めてスプレーをかける 

 ・仰向けにして押さえつける ・リードを強く引っ張り首にショックを与える

などの対処の仕方がありますが、上記の事項を行動分析学で「罰」と呼んでいます。

そして、これらの対処法は、犬を「家畜」として扱うことを前提としたしつけの方法です。


よくテレビや映画の中に登場する犬たちは、飼い主にとても忠実で擬人化されて描かれています。

そんなイメージが強いせいか、多くの方が「犬は人間のようにものを考えることができる」と思い、

「ダメ!」「○○しない!」と叱って、犬に反省を求めるしつけを行ってしまいます。

 

しかし、「何が悪かったのか?」の理由づけと、反省ができない犬をいくら叱っても                    一時的にやめるだけで、犬は悪い行動をどう改めればよいかはわかりません。

したがって、同じことに対していつまでも叱り続ける結果にしかならないのです。
まして、叱って犬がお利口になるくらいなら誰も苦労はしません。

また、しつけの本やDVD、テレビや人から聞いた情報などで犬を動かそうとしても                    なかなか、あなたの望み通りには動いてくれません。なぜならそれらの情報は、
あなたのワンちゃん専用に向けられたものではないからです。

さらに、飼い主の性格や、各家庭の犬に与える生活環境もそれぞれ異なるので、
よその家で上手く行った方法が、自分の犬にもうまく行くとは限らないのです。

 

インスタントにしつけようとする「家畜化」としてのしつけと違い、
家族の一員として育てる「家族化」のしつけに近道はありません。

犬に、「○○して欲しい」「○○して欲しくない」という行動を教えたい時、
犬には、最初にそれがどんな動きなのか?どんな行為なのか?
「何も分からない」ということを忘れないでください。

しつけの基本は、叱って何かを教えようとするのではなく、
悪い行動を覚える前に、良い行動をたくさん教え、たくさん褒めることです。
そうして育てられた犬は、飼い主の望むこと、望まないことを、きちんと理解できるようになるのです。

 


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