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Visse's Blog エッセイの最近のブログ記事

マウンティングを許すと、犬が飼い主よりも上になる!?

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「マウンティングを許すと、犬が飼い主よりも上になる!?」
 
画像は、大治郎が僕に思いっきりマウンティングをしている姿です。マウンティングは、優位性を示す行為だから許してはいけないと、大抵の訓練士の方やドッグトレーナーたちが唱えているので、飼い主さんもそう思われている方が多いのではないでしょうか?
 
優位性を示す行為というのは間違いではありませんが、犬のマウンティングは「遊び」の一環として行われることがほとんどです。僕が大治郎に背中を向けると、大治郎は「待ってました!」とばかりに、ご覧のようにマウンティングを仕掛けてきます。それを見た妻が同じように背中を向けても、大治郎は妻には絶対にマウンティングをしません。多分、大治郎にとって妻は遊び相手ではないのか、恐れているのかのどちらかでしょう。
 
一応、ヴィッセでは、お散歩で他の犬とあいさつをさせた時にマウンティングをしたら、やめさせて下さいと教えています。なぜかと言えば、自分の犬が他の犬にマウンティングされることを、不快に思われる飼い主の方がいるからです。しかし、ロングリードに付け替えて、僕の生徒さん同士で犬達を遊ばせたときに、マウンティングをしてもその時は放っておいて下さいと教えています。なぜなら犬同士で遊ぶときは、犬が犬から学ぶ大切な時間だからです。
 
15年ほど前、あるしつけ教室のパピーパーティに見学に行ったとき、マウンティングした子をトレーナーが思いっきり叱っていました。理由はマウンティングを許すと、攻撃性が育つからということでしたが、このトレーナーは犬同士で学ぶチャンスをつぶしてしまったと言えるでしょう。なぜなら、マウンティングをされた子がもし嫌だったら、自分でしっかりと「拒否」することが大事なのです。そして、可愛そうなことにその叱られた子犬は、トレーナーのあまりの剣幕に、椅子の下に隠れて怯えていました。

 

以上、マウンティングについて書かせて頂きましたが、決してマウンティングを推奨しているわけではありませんので。また、タイトルのようなことはありえないので安心して下さい。

※両手で僕の腰をしっかりと抱え、一生懸命マウンティングをしている大ちゃんが可愛い! ☜ 親バカ


犬を叱るということ②~罰について~

犬の学習は、

■行動を増やすか
■行動を減らすか

の2つになります。行動には、良い行動と悪い行動があります。
そして、犬の悪い行動を減らそうとするために必ず使われるのが、(嫌悪刺激)です。

罰と言うのは、犬が好ましくない行動をした時に、叱ったり、時には叩いたりして犬の「嫌がること」や
「嫌がるもの」を使って、その行動をすると「嫌なことが起きる」と学習させるために使われるものです。
犬が吠えた時に、缶を投げて驚かすというのも罰のひとつです。(まったく効果はありませんが…。)

罰は犬に痛みを与えたり、命令していうことを聞かせるために使うことが目的ではありません。
ただ、行動を止めるための一時的なブレーキとして使うのです。
言い換えれば、罰は一時的なブレーキでしかないということです。

善悪の概念と反省と後悔ができない犬に、罰だけでは犬に正しい行動を選択させることはできませんし、
正しい行動を学習させることもできません。犬は、学習する生き物です。
しかし、ほとんどの飼い主は、叱るだけで犬に学習する時間を与えません。

その学習とは、何回も何回も繰り返し、犬が正解にたどり着くまで根気強く教えなければならないのです。
そして、これは私が皆さんに※テニスを教えることと全く同じことなのです。


ここまでの話で、犬を叱ってはいけないということではありません。私も罰は使います。
しかし、罰を使ったら必ず犬に正解を教え、褒めて終わります。
叱りっぱなしにしないで、叱ることに責任を持ちます。

私が最も怖いのは、飼い主の「罰を与える行動がエスカレートしていく」ことです。
そして、時には犬の反抗心を育ててしまうこともあります。さらに、いつも叱ってばかりいると
※馴化してしまい、効果がなくなってしまうことです。もちろん、信頼関係は絶対に築けません。
 
しつけの基本は、叱って教えようとするのではなく、前述したとおり、犬が正解を覚えるまで
何回も何回も、根気強く教え学習させることです。そうして育てられた犬は、
飼い主の望むこと、望まないことを、きちんと理解できるようになるのです。
 
※テニス=テニスコーチ・元全日本テニスダブルスランキングプレーヤー
※馴化=何度もその刺激を受けてだんだん慣れてしまうこと。

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横浜市の犬のしつけレッスン/シェパードのフィギュアと大治郎

シェパードのフィギュアを探すのは一苦労なのですが、唯一のフィギュアです。大治郎の表情とフィギュアがマッチしてとても気に入っています。
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横浜市の犬のしつけレッスン/お散歩レッスン~今日のわん子達

2月7日(水)クラスのわんこ達です。画像左から:ミニチュア・ダックスフントのロコくん。カニンヘン・ダックスフントのモモちゃんとフジくん。ウエルシュ・コーギーのMayちゃん。ラブラドール・レトリーバーのアルビーくん。Mayちゃんは、栃木県の那須から来てくれています! 皆さん、とても良い笑顔ですね!!
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よく言われるリーダー像とは?

よくしつけの本に、犬のリーダーになるには、

・犬を飼い主より先に歩かせない
・玄関を出る時は飼い主が先
・食事は飼い主が先に食べて犬は後
・犬と一緒に寝ない


などと書かれていますが、これらの事項は「主従関係」を築くことを前提に書かれています。          
そして、これらの犬社会のルールを守って、いくらあなたが「今日から俺がお前のリーダーだぞ」と言っても、   
あなたが犬のリーダーになれる訳ではありません。

なぜなら、あなたがリーダー(上司)にふさわしいかどうかは、犬(部下)が決めることだからです。
犬には、犬側から見たリーダー像と、人間側から見たリーダー像の2つがあります。

「犬側」から見た理想のリーダーは、きちんとコミュニケーションがとれる人だと思います。
犬は不安になったり、パニックになったり、興奮したりした時に自分をコントロールできなくなります。

そんな時に、飼い主がきちんとコミュニケーションをとり、
愛犬を落ち着かせることが出来てこそ、しつけの意味があるのだと思います。

そして、そんな苦手なシチュエーションの時に、何をすべきかをきちんと指示してくれ、
コミュニケーションが取れる飼い主を、犬は信頼するのではないでしょうか? 

上司と部下も、先生と生徒も、親と子も、そして、夫婦もコミュニケーションが取れてこそ、
そこに、尊敬や信頼が生まれるのではないでしょうか。

「人間側」から見たリーダーにふさわしい人とは、「全責任を負える人」だと思います。
全責任とは、「散歩」「身体のケア」「健康管理」「知識」「しつけ」「生活環境」など、
すべてのことに対してです。 

大事なことは、「犬に厳しくするのではなく、自分に厳しくなること」だと思います。
多くの人が愛犬に理想や完璧を求めます。しかし、その前に自分が完璧な飼い主であるかどうかを自問して下さい。
もし、完璧な飼い主にはなれそうにないと思ったら、犬にも完璧を求めないだけの話です。
 
従来の犬のしつけは「主従関係」が前提だったので、飼い主は命令していうことを聞かせようとするだけで、
何も学ぶ必要がありませんでした。しかし、人と犬は文化も習慣も、コミュニケーションの手段が違います。
その「種」が違う生き物が、快適に共に暮らして行くには、お互いを理解しお互いに学ぶ必要があるのです。
 
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光陰矢の如し

30年前、アメリカにテニス留学をしていたときの写真です。昨日、アメリカ人の方の申し込みがあり、アメリカにいたときの話で盛り上がり、写真を引っ張り出してきました。この時ちょうど30才。アメリカに来て3ヶ月くらいの写真ですが、顔が日系人みたいになっています。前列右端にいるのが僕です。年を取って肉体的には衰えましたが、この頃に持っていた情熱と想いは少しも衰えません。
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人生に遅すぎるということはない

久しぶりのエッセイです。先日、万葉の湯の帰りにカップヌードルミュージアムの前を通ったら、いろいろな言葉がタイルに埋め込まれていました。その中でもっとも気に入った言葉がこれです。テニスコーチになりたくて、テニスを始めたのが23歳の時、ドッグトレーナーになりたくて訓練所で勉強をはじめたのが41歳の時。

そして、絵本の世界を通して犬のしつけを世の中に広めたいと思い、絵本作家になりたくて絵本の勉強をはじめたのが59歳の時。気がつけば還暦を迎えてしまった。まだまだ絵本作家になれたとは言えないが、残り20年?! これからもこの言葉を胸に刻んで生きていきたい。

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ゴールデン・レトリーバーの乳児咬傷事故は、なぜ起きたのか。

先日、八王子で牡のゴールデンが乳児を噛み殺すという痛ましい事件が起こりました。「どうしてこのようなことが起こったのか」ということについては、すべてが推察の域になりますが、二度とこのようなことが起こらないように願いを込めて、これ迄の僕の経験を元にお話ししたいと思います。
 
今回の事件は、「情動行動」が引き起こした結果だと考えています。普段は温厚な人が「かっとなって人を殺してしまった」というのも、この情動行動です。ある方が「狩猟行動によって引き起こされたものではないか。」とコメントされていましたが、狩猟行動は、単に殺すことを目的としたものではなく、「捕食する」という「生得的欲求」によるものなので、僕にはしっくりきません。

また、東京大学大学院獣医動物行動学研究室の、武内ゆかり准教授(動物行動学)は、「赤ん坊のミルクの匂いを、食べ物と勘違いした可能性が考えられる。」と示唆しておられますが、これもしっくりきません。いずれも否定をしているのではなく、しっくりこないだけです。どんな可能性も否定は出来ませんから。

情動 【じょうどう】『恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なもの

情緒ともいい、感情の一種。急激に発生し、おおむね短時間で消滅すること。
また、きわめて激しい心身の変化を伴うことによって、継続的かつ微弱な感情である気分とは区別される。
 
そして、なぜ「情動行動」が引き起こされたのか、という理由については、史嶋 桂氏が自身のブログで言われている、(日本大学農獣医学部卒・日本応用動物昆虫学会員・国立環境研究所協力研究員)

「普段から祖父母によってとても可愛がられていたことは想像に難くない。そこにもっと祖父母が可愛がる彼らの孫と言う存在が連れてこられた。女児は今までも何度か祖父母宅に連れてこられていたが、近頃ハイハイを始めたばかりだという。おそらく犬の目前で孫を巡って、毎回女児を大歓迎するような振る舞いが繰り返し見られたのではないだろうか?犬からしたら今まで自分が独占していた飼い主の愛情が、自分ではなく女児にむけられたと感じられた可能性もあるだろう。」

という部分が、これまでに100数頭の咬み犬を扱ってきた経験上、やはりいちばんしっくりくるのです。というのも、100数頭のうちの攻撃行動の中で、多頭飼いにおける攻撃行動、いわゆる喧嘩が10例ほどあります。いずれも牡✕牡、雌✕雌で、異性同士の喧嘩はゼロです。牡✕牡の中には親子もいました。

そして、必ず攻撃は先住犬が仕掛けます。(僕がレッスンをした限りです)何故なら後から来た犬が「気にくわない」からです。これらの喧嘩の元となっている動機は、牡・牝ともに「序列意識」と「愛情の奪い合い」です。当然本気で殺そうとしますから、もし大型犬と小型犬の喧嘩であれば、小型犬はひとたまりもないでしょう。今回は喧嘩の相手が犬ではなく、人間の赤ちゃんだったと言うことでしょうか。

また、レッスンを受けられた飼い主の方々が共通して、「今まではなんともなかったのに、突然喧嘩が始まった」と言われます。しかし、よくよく話を聞いてみると、「小さな小競り合いは前から合った」と全員の方が言われます。問題行動のすべてにはプロセスがあります。残念ながら、それが将来、本気の喧嘩に発展していくとは、なかなか想像できないというのが普通の飼い主さんです。なぜなら、経験したことがないからです。

以下は、僕が生徒さんに渡しているテキストの一部です。

犬の感情の種類 ※感情の種類には、僕がこれまで見てきた犬から感じた種類もあります。
 
「不安」「恐怖」「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しみ」「警戒」「苦痛」「焦燥」 
「卑下」「嫉妬」「失望」「欲求不満」「我慢」「忍耐」「共感」「猜疑心」「期待」


1.不安や恐怖は、生得的なものに加え、条件づけられた学習感情です。
2.不安や嫉妬が高まると怒りに発展し、さらに攻撃行動へと移っていく。
3.嫉妬は、優越感、憎悪に対する感情であり、愛情を奪われる危機的競争意識。

4.欲求不満は、「自傷行為」 「無駄吠え」 「攻撃行動」などの代替行動として出現する。
5.我慢や忍耐は、トレーニング、しつけによって助長され、コントロールすることができる。
6.犬の感情は、飼い主の感情に同調し、共感する。
 
もし、これが仲の良い友達夫婦に赤ちゃんを預けて起きた事件であれば、「大型犬のいる家に赤ちゃんを預けるなんて預ける方が悪い。犬なんだから何が起きるかわからないのに。」という意見が大勢を占め、シンプルな結論になるような気がします。預かったのが祖父母だったということが、この問題を複雑にしているようにも思えます。
 
祖父母にとって、赤ちゃんは可愛い孫であり家族なのですが、犬にとって赤ちゃんは、家族の一員ではなく祖父母に愛情を奪われる危機的存在だったのかも知れません。序列意識による攻撃行動だったのかも知れません。僕の友人の女性のトレーナーがこの件について、「赤ちゃんと犬」より「孫と犬」のほうが、私が見てきた中では、犬のストレスが強いような気がします。と言っていました。
 
僕が今回の不幸な事件で知って欲しいことは、犬にも我々と同じ心があり感情があるということです。単純に、「犬だから何が起こるかわからない」ということで片付けたくはありません。そして、亡くなった赤ちゃんのご冥福をお祈りすると共に、ご家族、祖父母の方々に心よりお悔やみ申し上げます。

横浜市の犬のしつけレッスン/断尾は必要?

2013年~3月16日の投稿から~

今朝、いつも散歩に行く臨海公園で会ったコーギーです。本来であれば、こんな立派な尻尾がついています。動物愛護精神の意識が高い欧州では、断尾・断耳を禁止する法律が北欧を中心に広がり、現在では以下の国々が断尾を禁止しているそうです。

ノルウェー、スイス、ドイツ、スウェーデン、ルクセンブルグ、デンマーク、フィンランド、オランダ、オーストリア、ベルギー。

日本にも「動物の愛護及び管理に関する法律」いわゆる「動管法」というものがあり、この中に基本原則として、


「第二条 動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない」と書かれてあります。


この文面を見る限り、断耳や断尾などの行為は、十分この法律に反しているのではないでしょうか。いつの日か日本でも、断耳や断尾が法律で禁止される時代が来ることを願ってやみません。

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お散歩について~アニマルコミュニケーター Yoshieさんからのエッセイ~

02-thumb-300x450-1253[1].jpg「家庭犬しつけ教師養成講座」卒業生で、アニマルコミュニケーターとして活躍されているYoshieさんから、お散歩についてのエッセイを頂きました。以下、Yoshieさんのエッセイです。

「ペットの気持ちを知りたい」「もっと深く理解したい」との理由で、アニマルコミュニケーションをご依頼される飼い主さんがほとんどですが、犬たちの気持ちの中で、飼い主さんの誤解が多いのが「お散歩」について、です。

「うちの子は、あまりお散歩が好きではないみたいないんです」「散歩へ行ってもすぐに帰ろうとします」
 
飼い主さんから、こういったお話をよくお伺いします。
実際に、その子の気持ちを尋ねてみると

「外の世界は怖いものがたくさんあるの」
「他の犬が僕をバカにするんだ」
「周りは敵ばかりだから、ママを守らなくちゃいけないんだ!」と伝えてくることがあります。

これらは、未知のものやこれまでの経験による不安感によるもの、他の犬との関わり、必要以上に必死になってしまう、とそれぞれに理由があります。

それらをそのまま鵜呑みにして終わりにするのではなく、
根本原因を知り、お散歩の楽しさを教えてあげることが大切です。
 
また、「ママは忙しそうだから早く帰った方が喜ばれるの。いつも疲れてるし、迷惑をかけたくないの」「一緒にお散歩をしていてもママは全然楽しそうじゃなくて・・・」と、飼い主さんの気持ちを推し量り気遣う子。「あっちへ行っちゃダメ、こっちもダメって、怒られてばっかりでつまらない」と、いう子もいたりします。
 
犬にとって、お散歩は飼い主さんとの信頼関係や絆を育むのにとても大切な時間です。探索や冒険にワクワクしたり、外の世界で大好きな飼い主さんと協力しあうことで互いの信頼関係を築くだけでなく、五感を刺激し、自然のエネルギーや地球からのエネルギーを取り込むことができます。
 
また、運動によって筋肉をしっかりと使うことで病気の予防、免疫力を発揮しやすい身体作りができます。排泄のためだけのお散歩や、義務のように歩くお散歩ではなく、飼い主さん自身も風や土の匂い、太陽の光、自転車の音、人のざわめき、さまざまなものを、その子と一緒に感じること。
 
公園などで、ゆっくり匂いをかがせてあげたり一緒に走ったり、探検したり、お散歩の楽しさや喜びを、一緒に探してみること、共有することがその子にとっての喜びとなり、幸せに繋がっていきます。

この世界でまだ知らないこと、今、この世界にあるものを、飼い主さんがたくさん教えてあげてほしいと思います。そうした一つ一つの経験が、その子にとっても大切な宝物となっていきます。人も家の中にずっと篭っていたら、息が詰まってしまったり、心も身体も病んでいってしまうように、犬たちも同じです。

「年をとってるから行かなくてもいいかと思っていました」
「病気なのでお散歩は行かない方がいいかと思っていました」

と言われる飼い主さんもいますが、お散歩に行かれなくなったことで、天真爛漫だった子が神経質になったり、自尊心が著しく低くなってしまっう子もいます。

たとえ自分で歩くことができなくても、病気であっても、バギーなどに乗せる等(体調をみながらできる範囲で)工夫をして、大好きな飼い主さんと一緒に外の世界を楽しんだり、喜びを感じることで、免疫システムに燃料を与え回復の力となることもあります。

それほど、犬たちにとって「お散歩をする」ということは、大切なことなのです。

もし、お散歩のやり方がわからなかったり、お互いにお散歩が楽しめない、ということがあれば、必ずどこかに原因があるはずです。ひとりで抱え込まず、ぜひ相談してください。
 
アニマルコミュニケーター Yoshie
http://www.bobby-g.com/animal/


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