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Visse's Blog エッセイ: 2020年2月アーカイブ

落ち着かない犬とは?~ヴィッセのテキストから~

落ち着かない犬とは?~衝動の抑制と感情のコントロール~

「この子は落ち着きがなくて」と言う飼い主は少なくありません。
落ち着きがない犬とは、どういう犬なのでしょうか?
 
落ち着きがない犬とは、「自分の感情と行動をコントロールできない犬」のことです。
タイプとしては、活発過ぎる子に多く見られ、「我慢」する能力を持ち合わせていません。
 
よく4~5ヶ月齢の子犬に「この子は落ち着きがなくて」と言われる飼い主が多いのですが、
4~5ヶ月の子犬は、自分で感情と行動をコントロールすることはできません。
なぜなら、相手はまだ脳みそが固まっていない、エネルギーの塊のような赤ちゃんだからです。

もし、1才を過ぎて成犬になっても落ち着きがなければ、
それは、「飼い主が犬に我慢することを教えられなかった」と言えるでしょう。
1年後、2年後の愛犬の姿は、飼い主が育てた結果の姿なのです。

ヴィッセが考える犬のしつけとは、
犬に「衝動の抑制と感情のコントロール=我慢」を、教えることが中心となります。
そして、その基礎となるのが、「コントロールポジション」と「境界線トレーニング」です。

コントロールポジションは、活発なワンちゃんはもちろん、とくに怖がりのワンちゃんや、
甘えん坊のワンちゃんを情緒の安定した犬に育てるには、家の中だけではなく、
外のどんな場所でも出来るようにならなければなりません。
 
なぜなら、これらの犬は、飼い主の膝の上が最も安全な場所なので、いつも抱っこをせがみます。
その結果、飼い主がつい抱っこをしてしまいがちです。そうするといつまでたっても、
「衝動の抑制と感情のコントロール」の効かない、我慢が出来ない犬になってしまいます。

コントロールポジション中に犬が抱っこをせがむ場合は、犬が諦めるまで「無視」するか、
毅然と叱って「拒否」することです。注意することは、絶対に目を合わせない事と、
中途半端に叱らないことです。もちろん触ってもいけません。 

境界線トレーニングは、犬が大興奮してもっとも衝動的になる時に行います。
クレートから出してもらえる時、ごはんの時、首輪とリードを付ける時、お散歩で玄関を出る時、
お友達に出会った時などです。※日々実践してください①を参照


横浜市の犬のしつけ教室/犬のしつけは飼い主次第~ヴィッセのテキストから~

犬のしつけは何のために行うのでしょうか?

「訓練所に預けたけど、帰ったら元に戻った」 「本を何冊も読んだけど、上手くいかなかった」
「しつけ教室に通ったが、トレーナーの言うことは聞くけど、私のいうことは聞かない」」など、
こういう話をよく耳にします。

何故こういうことが起きるのかというと、↑ の方々に共通していることは、
「何のためにしつけをするのか?」という目的(ゴール)がないまま、
しつけやトレーニングを行っているからだと思います。
 
別なことで例えれば、「英会話教室に通ったけど全然喋れるようにならなかった」と言われる方も、
そこに目的や必要性がないからです。しつけの目的は、それぞれの飼い主によって違うと思います。
「自分が不安だから」 「周りに迷惑をかけないため」 「快適に暮らす為」など・・・。
 
そして、その答えは、貴方自身が自分で考えて出さなければならない答えなのです。
他人に聞いても答えられない問題なのです。なぜなら愛犬と暮らしているのはあなたであり、
あなたの生活も犬も、他の方とは全く違うからです。

僕も日中、犬を預かってレッスンをするので、「犬を預けると先生のいうことは聞いても、
飼い主のいうことは聞かないのではないでしょうか?」という質問はよく受けます。
以前、ご夫婦で問題行動のカウンセリングを受けられた奥様から、同じ質問を受けました。

すると、傍にいたご主人がすかさず、「もしそうなったら、俺たちが駄目だってことだよ」と、
奥様に言ってくれたのです。僕は思わずご主人に拍手をしてしまいました。 
 
しつけ教室は「基礎」を学ぶところです。私がどんなに犬をトレーニングしても、飼い主が
トレーナーから学んだことを、日常生活という「応用」の場で「実践」できなければどうにもなりません

そして、自分が愛犬になったつもりで、「自分の生きがいは何だろう?」ということも考えてみて下さい。
「ご飯を食べること」 「散歩に行くこと」 「ボールを追いかけること」 「友達に会うこと」

なんだか禅問答のようになってしまいましたが、これらの疑問に対する答えはひとつではありません。
何故なら100の家庭があれば、100通りの暮らし方があるのですから。
そして、その答え一つひとつをじっくりと探してみてください。

※ちなみに私の答えは、「誰からも愛され、どこに出しても恥ずかしくない子に育てる為」です。

(私)今日も楽しかったね! (大ちゃん)はい!!
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